かさねグラフィカ「名誉八行之内 悌 常盤御前」 月岡芳年 明治11年

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かさねグラフィカ

タイトル

かさねグラフィカ
「名誉八行之内 悌 常盤御前」
月岡芳年 明治11年
概要 かさねグラフィカ技術を駆使した高解像度複製画

H 369 × W 248 mm

額装なし

平安時代ナンバーワンの美女と言われた常盤御前です。
九条天皇は、宮廷の女官を選ぶため、京都に1,000人の美女を集めました。
1,000人から100人、10人と絞られていって、最も美しい女性に選ばれたのが常盤御前でした。
常盤御前は、17歳で、武士の棟梁、源義朝と結婚しました。
しかしその後、源義朝は、平清盛と戦って敗れ、討たれてしまいました。
常盤御前は、幼い3人の子を連れて、雪の中を京都から吉野に逃げました。
しかし清盛は、常盤御前の母を捕らえて、拷問しようとしました。
常盤御前は、母を助けるため、3人の子を連れて、やむを得ず清盛の前に出頭しました。
「この子たちが殺されるのは仕方がありません。でもその前に私を先に殺してください。」常盤御前は言いました。
清盛は、常盤御前のあまりの美しさに、常盤御前が自分の側室になってくれるなら子供たちの命を助けよう、と言いました。
常盤御前は、自らの美貌で、子供たちの命を救ったのです。
後に、最も幼かった子供、牛若丸が、成長して源義経と名乗り、天才的な戦術を駆使して平家を滅すことになります。
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